新入図書だより

【点字図書】

書名

著者名

巻数

製作

社会科学

1.児童虐待の防止等に関する法律 民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律

日本点字図書館

平成29年6月21日改正の「児童虐待の防止等に関する法律」、平成28年12月16日公布の「民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律」を収録。

2.官民データ活用推進基本法 電子委任状の普及の促進に関する法律 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律

日本点字図書館

平成28年12月14日公布の「官民データ活用推進基本法」、平成29年6月16日公布の「電子委任状の普及の促進に関する法律」など、全3法令を収録。

3.組長の娘 ―ヤクザの家に生まれて―

広末 登

佐賀県立点字図書館

伊東 久美子

母親は名うての女博徒、父親は暴力組織の組長。自身も覚醒剤で長期服役。そんな人生を歩んできた女性が更生し、元組員や刑期をおえた人の社会復帰を支援するようになるまでを語る。犯罪社会学者が聴き取ったライフストーリー。

自然科学

4.たけしの面白科学者図鑑 []

ビートたけし

佐賀県立点字図書館

池田 さえ子

ヒトはいかにしてサルから進化した? 人工知能やアンドロイドに乗っ取られる未来はやってくる? 物質から生命が作れる? ビートたけしが個性豊かな学者たちから話を引き出す、知的で愉快なサイエンストーク、人間編。

産業

5.日本人は「食なき国」を望むのか

―誤解だらけの農業問題―

山下 惣一

佐賀県立点字図書館

小島 肇

規制改革で日本農業は救われるのか? 現役の“百姓”が、カネ、ムラ、環境、自由化について論じる。『地上』連載「農のダンディズム考」から44編を選び書き下ろしを加えて単行本化。

文学

6.お化けの愛し方 ―なぜ人は怪談が好きなのか―

荒俣 宏

佐賀県立点字図書館

池田 さえ子

お化けは怖い、というイメージはいつ生まれたのか? 怪談の起源を探り、実は人間とお化けは仲良くなれるし、恋だってできるという「お化けと人間の新たな関係性」を語りつくす。

7.甘く危険な誘惑

八神 淳一

佐賀県立点字図書館

内川 美和子

己の美貌と豊満な身体を使い、殺し屋をしていた架純。暴力団の追っ手から隠れるため、さびれた旅館で仲居をしながらひっそりと暮らしていた。ある日のこと、危険な風貌の男たちが同僚の晶子に「女体盛り」を強要しているところを助けようと、代わりを申し出ると、男たちは目の色を変え、すぐさま架純を裸に剥いてゆく。(官能小説)

8.あの頃 ―単行本未収録エッセイ集―

武田 百合子著

武田 花編

佐賀県立点字図書館

内藤 久美子

没後25年を前に明らかになる、たぐいまれなる文章家・武田百合子の全貌−。中央公論社刊「武田百合子全作品」全7巻に未収録の100余りのエッセイを収めた作品集。略年譜、作品リストも収録。

 

【児童図書】

書名

著者名

巻数

製作

社会科学

1.国ってなんだろう? ―あなたと考えたい「私と国」の関係―

早尾 貴紀

日本ライトハウス

そもそも「国」とは私たちにとって何なのか。日本は、イスラーム国は、どんなふうにしてできた、どんな国なのか…。戦争やテロ、国内外の紛争、難民など現代が抱える問題を取り上げ「国」と個人の関係を解き明かし、これからの社会のあり方を考えます。関連する触地図も多数掲載しています。

2.ニッポンの刑事たち

小川 泰平

日本ライトハウス

刑事ドラマの登場人物ではなく、実際の刑事たちは、犯人を見つけ出すためにどんなことをしているのか。元刑事の著者が、自分の経験や同僚の刑事たちから聞いた話をもとにリアルな捜査活動を伝えます。刑事になるために必要なこと、「尾行」や「聞き込み」など捜査の方法や捜査の裏話も紹介します。

技術・工学

3.空から宝ものが降ってきた! ―雪の力で未来をひらく―

伊藤 親臣

日本ライトハウス

著者は雪を資源として活用する「利雪」の専門家。冬に貯めた雪を使う雪冷房、肉や米のおいしさを引き出す雪室貯蔵システムなど、雪利用のいろいろな成果と興味深いエピソードや、じゃまもの扱いされがちな雪が新たなエネルギーとなることを豊富な実例をあげてわかりやすく紹介。利雪技術で雪国の暮らしを、そして世界を変えたいという著者の思いが伝わってくるノンフィクション。

文学

4.おどる詩 あそぶ詩 きこえる詩

はせ みつこ

日本ライトハウス

子どもによる作詩から近・現代の名詩にいたるまで六十余篇を選出したアンソロジー。言葉の持つ様々な魅力が詰まっており、声に出して読んで楽しく心おどる詩の数々。『しゃべる詩 あそぶ詩 きこえる詩』『みえる詩 あそぶ詩 きこえる詩』に次ぐ第三集です。

5.バイバイ、わたしの9さい!

ヴァレリー・ゼナッティ作

伏見 操訳

日本ライトハウス

あとひと月と6日で10歳になるタマラは、ある日、新聞でこんな言葉を見つけた。「世界では、4秒に1人が、飢えで命を失っています。」ひっくりかえりそうなほど驚いてニュースを見てみたら、なんと世界は不幸であふれていた。今すぐどうにかしなくちゃ!と、考えに考えてタマラが思いついたのは…。

6.ようふくなおしのモモーヌ

片山 令子

日本ライトハウス

町からやって来たきつねのモモーヌは、シナモン村の丘の上、中庭のある小さな家で洋服直しの店を始めます。モモーヌと店を訪れる村の動物たちの、心あたたまる物語です。

 

【デイジー図書】

書名

著者名

時間

製作

哲学

1.ドゥルーズ

船木 亨

8時間33分

日本点字図書館

20世紀のフランス現代哲学を代表する哲学者ドゥルーズ。彼の哲学とはどのようなものであったかを、その生涯を追いながら明らかにする。

2.大乗仏教の思想

副島 正光

6時間53分

日本点字図書館

古代インドで展開した大乗仏教。初期大乗仏教の経典である般若経典類から、仏教の基本思想を明らかにし、ひとつの哲学体系の構築を試みる。

3.良寛

山ア 昇

7時間10分

日本点字図書館

僧でありながら生涯寺をもたず、人と自然をこよなく愛し、74歳まで生きぬいた良寛。彼の実像と思想を、逸話を透かしながら浮き彫りにする。

4.カステリョ

出村 彰

7時間39分

日本点字図書館

16世紀ヨーロッパの宗教戦争の最中、内面的真理・真実の領域において、良心の尊厳を毅然として主張した神学者カステリョ。彼の人生と思想を紹介する。

5.リジュのテレーズ

菊地 多嘉子

6時間36分

日本点字図書館

カルメル会の修道女リジュのテレーズは、深遠な神秘思想を単純明快に説き、これを生き抜いた。彼女の中心思想を、その生涯の歴史的流れに沿って述べる。

歴史

6.父の謝罪碑を撤去します 

―慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白―

大高 未貴

5時間33分

佐賀県立点字図書館

西川 澄子

日韓関係、「謝罪碑」、父・吉田清治が発信した虚偽、日本と日本人への想い…。長男の決意から始まった謝罪碑撤去をルポルタージュする。書き下ろしに『新潮45』『正論』掲載を加えて書籍化。

7.白バラ ―反ナチ抵抗運動の学生たち―

関 楠生

7時間5分

日本点字図書館

ヒトラーの独裁体制に対する抵抗運動に立ち上がった大学生たちが配布したビラ〈白バラ〉。彼らの抵抗運動がどのようなものだったのかを論じる。

8.神谷美恵子

江尻 美穂子

8時間19分

日本点字図書館

らい療養所愛生園の医師を務めた神谷美恵子。妻・母・医師・教師、さらに文筆家として誠実に生きた彼女の生涯を描きつつ、基となった思想を探る。

9.ムッソリーニ 

―ファシズム序説―

木村 裕主

7時間53分

日本点字図書館

イタリアの政治家ムッソリーニが提唱した“ファシズム”という思想。彼の伝記的要素を織り込みながら、ファシズムの発生から形成過程をまとめる。

文学

10.かちがらす ―幕末を読みきった男―

植松 三十里

10時間56分

佐賀県立点字図書館

原口 カツ子

佐賀藩主・鍋島直正は、日本を欧米列強の従属国にさせないために、反射炉の建設、大砲の製造、蒸気船の建造などの事業にいどんだ。その軍事力は、幕府側と倒幕派双方から求められ…。『佐賀新聞』連載を加筆し単行本化。

11.きょうの日は、さようなら

石田 香織

 5時間23分

佐賀県立点字図書館

上村 弘子

かつて兄だったキョウスケが、勝手に私の人生へと戻って来た。立派な「あかんたれ」になって−。誰もみな孤独で、不器用で、愛おしい。家族や親友や恋人より大切な「運命」の物語。

12.幻想即興曲

西沢 保彦

11時間10分

佐賀県立点字図書館

山口 紘子

夫の刺殺容疑で逮捕されたピアノ教師。しかし、小学生の麻里は当日別の場所で教師を目撃していた。成長した麻里は事件をモデルに小説を書き上げる。それを読んだ編集者の智香子は、ピアニストの妹とともに真相を推理する。

13.コーヒープリンス1号店 

―公式ノベル 下―

イ ソンミ

 4時間10分

佐賀県立点字図書館

富ア 多美子

イケメンだらけの喫茶店で、男装して働くコ・ウンチャンは、社長であるハンギョルが気になり始めていた。一方、ウンチャンが女だとは知らないハンギョルも、彼女のことが可愛く見え始め…。韓国の人気ドラマの原作。

14.シュニツラー

岩淵 達治

 8時間14分

日本点字図書館

森鴎外訳の戯曲「恋愛三昧」などで知られる劇作家シュニツラー。エロスと死の作家と考えられてきた彼の作品の社会性を、生涯を追いつつ明らかにする。

15.アレクサンドル=デュマ

辻 昶,

 稲垣 直樹

 8時間10分

日本点字図書館

『三銃士』等の作品で知られる作家アレクサンドル=デュマ。無類の浪費家、国会議員への立候補と落選…。19世紀フランスを生きた彼の実像を捉えなおす。

16.ヴェルレーヌ

野内 良三

 7時間23分

日本点字図書館

堀口大学らの翻訳で知られるフランスの詩人ヴェルレーヌ。スキャンダルに満ちた彼の生涯と、平明で陰影に富んだ作品に通底する論理を明らかにする。

 

 

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