新入図書だより

【点字図書】

書名

著者名

巻数

製作

芸術・美術

1. 遺言

―愛しき有田へ―

酒井田 柿右衛門

佐賀県立点字図書館

松枝 トシエ

このままでは、日本の伝統工芸は滅びる! 有田焼の人間国宝、十四代酒井田柿右衛門が死を目前に遺した、
危機を乗り越えるための絞り出すような叫びと提言。人間国宝中島宏、長男十五代による十四代への思いも併載。

文学

2.さやかのふしぎな六日間

堀内 純子

茶畑 和也

佐賀県立点字図書館

松本 朋子

一日め、やってきたのは小さな女の子でした。二日め、うんとはたらきました。三日め、空色のちょうちょと出会います。
四日め、雨がふっていました。五日め、おねがいが二つかないます。六日め、おごそかに指きりをしました。

3.女神のしずく

―書き下ろし長編フェチック・エロス―

睦月 影郎

佐賀県立点字図書館

内川 美和子

亡くなった祖父母の家の解体作業を見に訪れた十八歳の星野祐馬は、庭の祠の中で古びた小箱を発見する。
中には勾玉が収められており、祐馬は記念に持ち帰るが、帰路で知り合った巫女の天堂玲香に、
勾玉に秘められた驚くべき事実を告げられる。やがて勾玉がもたらす神秘の力の影響を受けた祐馬は、
思いのままに性愛の日々をすごすことになり
……
ポルノ小説

 

【デイジー図書】

書名

著者名

時間

製作

哲学

1.巡礼日記 

亡き妻と歩いた600キロ

垣添 忠生

3時間38

佐賀県立点字図書館

   古川 るみ子

『妻を看取る日』から7年最愛の妻を喪った、えることのない悲しみを抱いて歩んだ四国遍路の道のり。
がん専門医による「グリーフ・ワーク」の実践。

社会科学

2.マハン海上権力論集

マハン

麻田 貞雄

10時間49

佐賀県立点字図書館

島内 美代子

近代海軍の父・マハンの海上権力理論は、秋山真之をはじめとする旧日本海軍のみならず、同時代の列強、
そして現代に到るまで諸国家の戦略に多大な影響を与えている。海の可能性が注目される今、
大きな示唆を秘めた海洋戦略論を、代表作を通して紹介する。

自然科学

3.痛くない死に方

長尾 和宏

4時間7

佐賀県立点字図書館

中山 幸子

がん、認知症、心不全…。2000人を看取った医師が明かす、今まで誰も言わなかった“痛くない”
“苦しくない”人生の終わり方とは? 平穏死という視点から、「痛くない死に方」についてわかりやすくまとめる。

4.その島のひとたちは、ひとの話をきかない

―精神科医「自殺希少地域」を行く―

森川 すいめい

5時間15

佐賀県立点字図書館

中山 幸子

数々の支援活動で注目をあびる精神科医が、生きやすさのヒントを探す旅に出た。5か所6回、
日本の自殺希少地域(自殺で亡くなるひとが少ない地域)に行って、それぞれ約1週間前後宿泊したときの記録。

芸術・美術

5.米朝置土産一芸一談

桂 米朝

桂 米団治

8時間52

佐賀県立点字図書館

原口 カツ子

知的にして軽妙洒脱、桂米朝のもう一つの名人芸! 落語界の至宝・桂米朝が、その円熟期に、
夢路いとし・喜味こいし、朝比奈隆ら多士済々の面々と渡り合った人気対談番組、朝日放送ラジオ「ここだけの話」を載録。

6.ヴァイオリニストの領分

堀米 ゆず子

8時間55

佐賀県立点字図書館

北原 町子

演奏家としての本懐と研鑽の日々、普段の練習や心身のメンテナンス。世界一流のオーケストラ、
指揮者と共演してきたヴァイオリニストが、自身のホームページで綴ってきた約10年分の文章をまとめる。

文学

.あいるさん、これは経費ですか?

―東京芸能会計事務所―

山田 真哉

5時間43

佐賀県立点字図書館

辻 雅子

モデルを目指し上京した竜ケ水隼人は、なぜか芸能人専門の会計事務所に就職。
美人だが暴走する所長・天王洲あいるにこき使われることに…。業界の謎を、数字で解き明かす。

8.豆大福と珈琲

片岡 義男

4時間37

佐賀県立点字図書館

原口 カツ子

子連れで地元に戻ってきた幼なじみと「結婚」をしないまま、新しい「家族」のかたちを示していく『朝日新聞』連載の
表題作ほか、あらゆる小説的企みと歓びにみちた「珈琲」をめぐる5つの物語を収録。

9.こちら文学少女になります

小嶋 陽太郎

10時間45

佐賀県立点字図書館

冨永 佳代子

男だらけの青年漫画誌『ヤングビート』に配属された、新人編集者の友梨。愛をもてない担当作品と、失敗続きの毎日がイタい。
そんな時、かなり見覚えのある
あの子が現れた



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