おすすめの本


1.「オール讀物」編集部主催で、過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った、本屋が選ぶ「時代小説大賞」をご紹介します。いずれもサピエ図書館に点字・デイジー図書があります。貸し出し希望の方は図書館までご連絡ください。

 第1回(平成23年度)『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』伊東 潤著
  日本と朝鮮。戦う男たちの間に何があったのか。息をもつかせぬ展開、そして怒涛のクライマックス。

 第2回(平成24年度)『満つる月の如し「仏師・定朝」』澤田瞳子著
  藤原氏が権勢を誇る平安時代。仏像造りの礎を築き、日本美術史に燦然とその名を残す稀代の仏師と、彼を支えたひとりの僧侶との絆を瑞々しい筆致で描く。

第3回(平成25年度)「恋歌」朝井まかて著
樋口一葉の歌の師匠だった中島歌子が、水戸天狗党の妻として過ごした幕末。苛烈な運命に翻弄された女の一生を、巧緻な筆で甦らせる。

第4回(平成26年度)『異国合戦「蒙古襲来異聞」』岩井三四二著
日本が十数万人の異国の軍勢と闘った「元寇」二度にわたる侵略と防衛のドラマを、まったく新しい視座から活写する。

 第5回(平成27年度)「もののふ莫迦」中路啓太著
  猛将・加藤清正が垂涎した男・岡本才蔵。真の武士道を貫いた果て、朝鮮出兵で彼が取った行動とは、日本相手に弓を引くことだった。

 第6回(平成28年度)「室町無頼」垣根涼介著
  かつてなく富める者と飢える者を生み出した応仁の乱前夜。肝胆相照らし、似通った野望を抱く、ならず者の頭目・骨皮道賢と浮浪の首魁・蓮田兵衛。その名を歴史に刻む企てが、奔り出していた。

 第7回(平成29年度)「会津執権の栄誉」佐藤巖太郎著
  相次ぐ当主の死、跡目争いによる家中の軋轢、そして奥羽の覇権を目指す伊達政宗による侵略。会津の名家、芦名家の滅亡までを熱く、克明に描いた連作短編集。


2.今年の大河ドラマ「西郷どん」もいよいよ今月で最終回を迎えます。
そして来年は、巻頭の館長の「師走に思う」にも書いてありました、「いだてん 〜東京オリンピック噺〜」です。「オリンピックに初参加した男」金栗四三(かなくり しそう)に中村勘九郎、「オリンピックを呼んだ男」田畑政治(たばた まさじ)に阿部サダヲ、2人の主役をリレーしながら、“知られざるオリンピックの歴史”を描きます!
サピエでも関連の書物が着手されています。現在利用できるのは、佐山和夫著「金栗四三〜消えたオリンピック走者〜」は、点字・デイジーが製作されています。佐山和夫著「箱根駅伝に賭けた夢 〜消えたオリンピック走者金栗四三がおこした奇跡〜」はデイジーが製作されています。貸し出し希望の方は図書館までご連絡ください。


3.サピエ図書館にある、専門的なデイジー図書の雑誌のご紹介をいたします。いずれも、出版されている雑誌の録音で、月刊で製作・貸出しされています。貸し出し希望の方は図書館までご連絡ください。

1.「旅行読売」10時間程度

2.「山と渓谷」5時間程度

3.「趣味の園芸」テレビでも放送。3時間程度

4.「歴史街道」9時間程度

5.「日経パソコン」5時間程度

6.「日経サイエンス」8時間程度

7.「日経マネー」10時間程度

8.「NHKきょうの料理」テレビでも放送。テキストデイジー

9.「栄養と料理」10時間程度

10.「NHKきょうの健康」テレビでも放送。10時間程度

11.「壮快」健康に関する雑誌。10時間程度

他にも専門的な雑誌があるか、図書館へお問い合わせ下さい。

 


 

 

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