おすすめの本


日本では、映画は洋画・邦画あわせて年間1100本ほど公開されています。その中には、原作のあるものも多数あります。今回は、今年公開された、またはこれから公開される映画の原作小説をご紹介します。すべてデイジー図書になっておりますので、ご希望の方は図書館までご連絡ください。

 

1.コーヒーがさめないうちに

川口 俊和

結婚を考えていた彼氏と別れた女、記憶が消えていく男と看護師、家出した姉とよく食べる妹…。過去に戻れる喫茶店「フニクリフニクラ」を訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

2.きらきら眼鏡

森沢 明夫

立花明海は、古本に挟まっていた名刺から「大滝あかね」に連絡をとる。明海には恋愛関係に発展しそうな同僚・弥生がいたが、あかねの存在が大きくなっていき…。双葉社文芸Webマガジン『カラフル』連載を改題して単行本化。

3.億男

川村 元気

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男は、「お金と幸せの答え」を求めて、大富豪の親友・九十九のもとを訪ねる。だが直後に九十九とお金が消えた。その行方を追って、一男の冒険が始まる。『BRUTUS』連載を書籍化。

4.旅猫リポート

有川 浩

「さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ」 秘密を抱いた青年と1匹の相棒が見る美しい景色、出会う懐かしい人々。その旅の行方は…。現代最強のストーリーテラーによる、青年と猫のロードノベル。

5.スマホを落としただけなのに

志駕 晃

麻美の彼氏の富田が落としたスマホを拾った男は、ハッカーだった。画像フォルダを見た男は麻美を気に入り、SNSを駆使した狡猾な罠で麻美に迫る。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。

6.オズの世界

小森 陽一

ディズニーランドで働く夢に破れ、二度と遊園地には行かないと心に決めた久瑠美。失意のうちにホテルへの入社を決めた彼女が命じられたのは、グループ傘下にあたる九州の遊園地での勤務だった…。

7.散り椿

葉室 麟

かつて一刀流道場の四天王のひとりと謳われた瓜生新兵衛が、山間の小藩に帰ってきた。だが、18年ぶりの新兵衛の帰郷は、藩内抗争を呼び起こし…。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた時代長編。

8.寝ても覚めても

柴崎 友香

人は、人のどこに恋をするんだろう? 消えた恋人・麦を忘れられない朝子。ある日、麦に顔がそっくりな人が現れて、彼女は恋に落ちるが…。朝子22歳から31歳までの“10年の恋”を描く。

9.こんな夜更けにバナナかよ

渡辺 一史

人工呼吸器を着けながらも自由を貫いた重度身体障害者と、生きる手ごたえを求めて介助に通う主婦や学生ボランティア。2002年8月に死亡した筋ジストロフィー患者・鹿野靖明氏と、24時間体制で自立生活を支えたボランティア達の心の葛藤を描く。

10.ゲームウォーズ 上・下

アーネスト・クライン

西暦2041年。世界に張りめぐらされたネットワーク〈オアシス〉の開発者で億万長者のハリデーが死去した。公開されたビデオメッセージには、〈オアシス〉内に隠した“エッグ”を最初に見つけた者に全財産を譲るとあり…。2018年春公開映画「レディ・プレイヤー1」原作。

 


 

 

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