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明治維新から150年、2018年のNHK大河ドラマは、林真理子原作の「西郷どん」です。そこで今回は、ドラマの主人公となる西郷隆盛に関する作品をご紹介します。「西郷どん」の番組紹介のなかに、男にも女にも日本史上最もモテた男西郷隆盛とありました。作品を通してその人物像にふれてみてはいかがでしょうか。以下の作品はいずれもサピエ図書館に所蔵しています。このほかにも現在製作中の図書がありますので、お気軽に図書館までお問合わせください。

1.巨眼の男西郷隆盛  全3巻

 

津本 陽

西郷吉之助は国を追われ、南海の孤島を転々としていた。しかし、天下の激震はこの男を放ってはおかなかった
新旧の資料から巨人の肉声を伝え、その実像に迫る歴史大作。『小説新潮』連載を単行本化。

西郷隆盛 命もいらず名もいらず

 

北 康利

帝国主義の覇道を否定し、による王道で国家を運営しようとした西郷隆盛。日本を代表する偉人の生涯を通じ、政治とは、国家とは、そして人間とはどうあるべきかを考察する。『歴史通』連載に加筆し単行本化。

西郷隆盛 英雄と逆賊 歴史小説傑作集

        池波正太郎ほか編

明治維新の英傑でありながら、新政府に叛旗を翻した男・西郷隆盛。歴史に大きな足跡を残しながらも、さまざまな謎に包まれたその実像を、盟友や家族といった周囲の人々の目を通して浮かび上がらせた短編集。
全5編を収録

西郷隆盛紀行

         橋川 文三

明治維新の「最大の立役者」にして、明治政府に背いた「逆賊」というパラドクス。近代日本の矛盾を一身に体現した西郷隆盛という謎に迫る。島尾敏雄、安宇植との対談も収録。

西郷隆盛 「無私」と「胆力」の人

         上木 嘉郎

生誕180年、没後130年を閲した今日、「無私」と「胆力」の人・西郷隆盛の生き様に学ぶことの意味は極めて大きい。
生い立ちから王政復古、征韓論争を経て西南戦争に至るまで、その足跡を追う。

西郷隆盛語録

         西郷 隆盛 

奈良本 辰也, 高野 澄 訳編

リーダーに必要な思想とは何か。幕末維新の英雄・西郷隆盛が、心で描き行動で示してきたものの根幹を、折にふれ綴った手紙や詩文、ふと漏らした言葉の中に見出す。今なお賞賛される生涯とその心情に迫る。

西郷隆盛と明治維新

         坂野 潤治

征韓論、西南戦争。「軍部独裁と侵略戦争の元祖」はつくられた虚像だった! 日本近代史の第一人者が、「議会制」を導入し、封建制の打破に尽力した最大の功労者・西郷隆盛の実像に迫る。

西郷隆盛の遺書

         伴野  朗

西郷隆盛には写真がない。思いがけない事実を知った雑誌『歴史時代』の新人編集部員は、それをきっかけに維新史の闇の迷路に足を踏み込んで行く。

西郷隆盛の鹿児島案内

まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会編集

「西郷隆盛と鹿児島城下」「西郷隆盛ゆかりのくつろぎスポット」「奄美での西郷」「西郷どんをよりよく知る施設」など。2018年大河ドラマ「西郷どん」放送決定に合わせて作成したパンフレット。

西郷隆盛の明治

         安藤優一郎

幕末の困難に立ち向かった男、西郷隆盛。新生日本の誕生により、維新最大の功労者は「反逆者」となった。彼は何を考え、そして何を想って死んでいったのか。知られざる大西郷の後半生に迫る。

親友・西郷隆盛 伝承の日本史

          斎木 雲州

西郷隆盛は征韓論者ではない。韓国へ開国要求使節として行くことを望んだ−。著者の曾祖父であり、明治維新のはじめから西郷の死後まで親友として彼の近くで活動した富 村雄の話から、明治維新の実態を明らかにする。

ビジネスリーダーを目指すなら西郷隆盛のことばに学べ

          長尾 剛

幕末」という日本史上未曾有の大混乱の時代にあって、もっとも「リーダーの理想像」を体現し、その身を以って「リーダーとは何か」を教えてくれる西郷隆盛。そんな西郷の残した言葉の数々を紹介する。

 

 

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