ちょこっとひとこと


NHKラジオ第1の「子供科学電話相談」(毎週日曜日午前10時5分から11時50分まで)は、子どもたちの素朴でスルドイ質問にスペシャリストの先生方がわかりやすく答えてくれる番組で、36年も続いているそうです。質問は多岐にわたり、宇宙のことや植物・動物のこと、心や体のことなどで、子供向けの番組といっても、大人も十分に楽しめる番組だと思います。
先日の質問に、「他の人は自分を見れるのに、なぜ自分は自分を見れないのか」というものがありました。回答のひとつに、「自分は自分への思い込みが強すぎ、また、自分との距離も近すぎるので、本当は自分のことがわからない。そういう時は、他の人が自分に対してどういうことを言ってくれるのか参考にするのはいいですね。」と回答していました。その回答をしたのが立正大学の野矢茂樹さんでした。矢野さんの著書がサピエ図書館にも何冊かありますので、その一つをご紹介します。
「子どもの難問」ぼくはいつ大人になるの? 過去はどこに行っちゃったの? えらい人とえらくない人がいるの? 子どもが発する哲学的な問いに哲学者たちが答える。点字・デイジー図書があります。


 

 

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