ちょこっとひとこと

◆ 来年の4月30日に平成が終わります。平成の時代はおよそ30年間ということになります。利用者の皆様はどういう状況で平成を迎えられたでしょうか。1989年、30年前の出来事を少し振り返ってみます。
この年に、初めての消費税の導入、ソウルオリンピック開催、美空ひばりの死去、流行語大賞には、「一杯のかけそば」や「5時から男」などがエントリーされました。流行った歌としては、Winkの「淋しい熱帯魚」が日本レコード大賞、日本有線大賞にはプリンセス・プリンセスの「Diamonds」が受賞しています。また、ドラフト会議では、野茂英雄、佐々岡真司、小宮山悟、佐々木主浩、古田敦也、新庄剛志、元木大介等の名前が連なっております。
そして、この年のベストセラー10冊のうち、第1位「TUGUMI」以下、「キッチン」「白河夜船」「サンクチュアリ」「哀しい予感」の5冊をよしもとばななが占めています。サピエ図書館にも「よしもとばなな」の作品が沢山あります。興味がある方は、図書館までご連絡下さい。

◆ 点字ブロック50年(3月18日は点字ブロックの日)
  1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校近くの国道2号線(現国道250号線)原尾島(はらおしま)交差点の歩道に、世界で初めて230枚の点字ブロックが敷設されました。これは、地元で旅館業を営み発明家でもあった三宅精一(みやけ・せいいち)が、7年に渡って形状や寸法など試作を繰り返し完成させたもので、現地には「点字ブロック発祥の地」と刻まれた御影石製の碑や「点字ブロック世界初敷設場所」と記した石板などが設置され、その歴史を知ることができます。

 

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