ご案内



    第41回利用者とボランティアとの読書会について 

初秋の候、皆さまにはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

当館の運営につきましては、日ごろより格別のご支援ご協力を賜り、心からお礼申し上げます。

昨年度より、雪やインフルエンザの影響に左右されない秋に「読書会」を開催しておりますが、本年度の読書会を下記のように予定いたしております。

今回の課題図書は、幕末維新150年ということで平成27年刊行の大園隆二郎著「枝吉神陽」(佐賀偉人伝14)とさせていただきました。本書の点訳図書及び音訳図書は、平成29年度に当館で製作しています。著者の大園様は、佐賀県立図書館近世資料編さん室長をも務められ、「大隈重信」等の著書も刊行されています。

読書会では、佐賀の幕末史に欠かせない尊王思想家としての枝吉神陽、及び幕末維新期の佐賀の姿を知り、時代を越えて平成という時代を見つめる、そんな機会になればと願っています。

皆さまにはご多用中のことと存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 : 平成30年10月28日(日)13:30〜15:00(12:30より受付)

会 場 : 佐賀県立点字図書館 2階会議室

課題図書 : 大園隆二郎著 「佐賀偉人伝14  枝吉神陽」

演 題 : 「肥前さがの幕末維新から現代へ」(仮題)

講 師 : 大園 隆二郎氏

   課題図書の「佐賀偉人伝14  枝吉神陽」 は点字2巻 デイジー1枚です。ご希望の方は、点字図書館までご連絡下さい。

読書会の参加申し込みの締切りは、10月24日(水)です。みなさんのご参加をお待ちしております。

【申し込み・問い合わせ先】 佐賀県立点字図書館

8400815 佐賀市天神1−4−16

Tel 0952−26−0153

Fax 0952−25−5760

メールアドレス info@sagaten.jp


    平成30年10月20日(土)に音声解説付きDVD体験上映会を開催します。

・上映タイトル「光」(2016年)

・内容 「殯の森」「あん」の河瀬直美監督が、視力を失いつつあるカメラマンと映画の音声ガイドを手がける若い女性との心の触れあいを描いた感動のラブ・ストーリー。音声ガイドの仕事にスポットを当てつつ、視力を失う主人公の葛藤とヒロインの心の成長を美しい映像で綴ってゆく。主演は永瀬正敏と水崎綾女。共演に藤竜也、神野三鈴、小市慢太郎。

時間は1時間41分、13時30分より上映開始です。鑑賞ご希望の方は、図書館までご連絡ください。多数のご参加をお待ちいたしております。

 

    点字図書館でiPhoneの操作を体験できます。体験されたい方は毎月第1日曜日(都合により変更もあります)にご来館ください。今後の予定は、10月7日(日)・11月4日(日)・12月1日(土)です。また、ご希望があれば随時対応いたしますので、ご相談ください。また点字図書館では、Androidのタブレット操作も体験できます。画面が大きく文字の拡大が簡単ですので、弱視の方にお勧めです。

 

   農林水産省より、「平成29年度 食料・農業・農村白書」デイジー版が送られてきました。主な内容は「次世代を担う若手農業者の姿」、「食料の安定供給の確保」、「強い農業の創造」などです。貸し出しご希望の方は図書館までご連絡ください。

 

    国税庁広報広聴室より、「私たちの税金」平成30年度版が送られてきました。点字版1巻、デイジー版1枚です。貸し出しご希望の方は図書館までご連絡ください。

 

    シネマデイジー作品のご紹介。図書館通信140号以降に新しくサピエ図書館にアップされたものを紹介いたします。(シネマデイジーとは、映画のサウンドに登場人物の表情や動作、画面の様子を説明する音声解説を付けてデイジー形式で製作しているものです)。以下に、シネマデイジーの作品を紹介いたします。貸し出し希望の方は図書館までご連絡ください。

※日本映画3作品

1.嘘八百

商人の街・堺を舞台に描くコメディードラマ。うだつの上がらない古物商と陶芸家を中心に、“幻の利休の茶器”をめぐるだまし合いのバトルをユーモアたっぷりに描き出す。海千山千の人々が繰り広げる、だましだまされの応酬に笑みがこぼれる。

2.黒部の太陽

木本正次による同名原作をもとに熊井啓が脚本・監督を務めた。三船敏郎と石原裕次郎という、日本を代表する二大スターが共演を果たしている。富山県黒部川上流に関西電力が建設する第四発電所。現場責任者には北川が任命され、資材運搬用のトンネル掘削は熊谷組が担当することになった。熊谷組の岩岡源三の息子である剛は父の強硬なやり方に反発し設計技師となっていた。現場に赴いた剛はそこで体力が衰えてしまった父と、熱心に工事に打ち込む北川の姿を見て、工事に参加することにする。やがて工事現場では山崩れが起こり大量の水が流れ込んだ。北川は自分の娘が白血病に冒されたことを知るが、工事現場を離れることができなかった。

3.半沢直樹 Disc3

原作は池井戸潤の人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」。バブル期、都市銀行の数は全部で13行。銀行に入ったら一生安泰と言われていた時代で、銀行員はエリートの代名詞でもあった。そんな日本経済が熱狂していた時代に入行したのが、いわゆる「バブル入行組」。この物語は、そんなバブル期に東京中央銀行に入行したバンカー・半沢直樹が、銀行の内外に現れる「敵」と戦い、組織と格闘していく様子を中心に描かれています。

※外国映画2作品

1.アダムス・ファミリー

アダムス家は主人ゴメズ、魔女の妻とその母、長男と長女、無口な執事、そして“ハンド”が先祖代々の一軒家に暮らしていた。恒例の交霊会が行われた嵐の夜、失踪していたゴメズの兄フェスターが現れて兄弟は再会を果たすが…。

2.フリーダム・ライターズ

1994年、ロドニー・キング事件を機に起きたロス暴動直後のロサンゼルス郊外にある、ロングビーチのウィルソン高校に赴任してきた英語教師エリンは、問題が多く、基本的な学習能力さえない生徒たちを担当することになる。しかも、生徒たちの間では人種間の対立が激化し、むなしい争いが繰り広げられていた。実在の英語教師とその生徒たちによるベストセラーを基に、人種問題がはびこる過酷な環境に生きる若者たちと、彼らを思う教師の感動の物語を描く。

 

 

 



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