ご案内


    平成21021日(土)に音声解説付きDVD体験上映会を開催します。
上映タイトル 「ディア・ドクター」(2009年)
内容 山あいの小さな村からひとりの医師が失踪した。
警察がやってきて捜査が始まるが、驚いたことに村人は、自分たちが唯一の医師として慕ってきたその男についてはっきりした素性を何ひとつ知らなかった。村に赴任している医師がついた嘘とは…。衝撃の展開が待ち受ける。ストーリーはフィクションだが、へき地医療について西川監督が徹底的に現場取材を敢行し、現実感が漂う内容。日本アカデミー賞で最優秀賞2賞、優秀賞8賞を獲得したほか、各映画祭で多くの賞を受賞した。監督は西川美和、笑福亭鶴瓶が映画初主演。瑛太余貴美子他出演
時間は2時間7分、13時半より上映開始です。
鑑賞ご希望の方は、図書館までご連絡ください。多数のご参加をお待ちいたしております。
 
    平成29年度利用者とボランティアとの読書会について
恒例の読書会について、以下のように予定しております。
 
1 日 時 : 平成29年10月29日(日)
        13:30〜15:00
2 場 所 : 佐賀県立点字図書館 会議室
3 課題図書 : 「佐賀駅上りホーム」(深川勝郎)(平成22年3月発行)
勉強嫌いだった著者が、故郷佐賀で育った幼年時代から多感な少年時代までの体験を生き生きと綴った、涙と笑いの回顧録。
   平成27年度点訳・平成28年度音訳
4 講 師 : 深川勝郎氏(佐賀市金立町)
※従来、同日に開催の利用者とボランティアとの懇談会については、利用者とボランティアとが点字図書及び録音図書に関して意見交換できる場を別途もうけることとしております。
 
    2018年に明治改元から150年を迎えるのを前に、幕末の佐賀藩主鍋島直正を主人公にした歴史小説「かちがらす」が、6月1日から佐賀新聞紙上で始まっており、12月上旬までの予定で連載されています。執筆は、歴史小説家の植松三十里さんが手掛けています。小説は、明治維新につながる時代の転換点に、西洋式の大砲や蒸気船を先駆的に取り入れた直正の思想や、佐賀藩が雄藩として存在感を増していく過程を、人間ドラマを交えて描かれるようです。
点字図書館では、この連載を点訳し、20回分ごとにまとめ、サピエ図書館でも読めるようにしています。
また、その分を点字本でも貸出しができますので、ご希望の方は、図書館までご連絡下さい。

音声版は、来年2月頃に単行本として発行されてからデイジー版を製作予定です。どうぞお楽しみに。
 
    デイジー雑誌ESSE(月刊)の取扱いを始めました。
暮らしに役立つ! 賢く生きる女性のための生活情報誌。料理、インテリア、収納、家事、ファッション、美容、マネー、エンターテインメントなど、暮らしに役立つ情報が満載!朝の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)との連動企画も好評連載中です。貸出を希望される方は、図書館までご連絡ください。
 
    佐賀市よりデイジー版「平成29年 佐賀市のすがた」が送られてきました。現在の佐賀市を数字で表したものです。例えば、結婚が1日に3.2組で離婚が1.1組。ゴミの排出量が1人1日当たり1,046gとか。貸出を希望される方は、図書館までご連絡ください。
 
    図書館通信第133号でご案内しておりました、デイジー読書器PTR3の発売ですが、心待ちにされている方も多いかと思います。販売開始の時期が延期になっておりますので、販売が始まりましたら、ご案内いたします。また、PTN3は8月から販売の予定です。
 
    8月、9月の休館日について。主に月曜日休館ですが、月曜祝日の場合は翌火曜が休館日となります。
8月の休館日は7日・14日・21日・28日です。
9月の休館日は4日・11日・19日・25日です。
8月11日(金)の「山の日」、9月18日(月)の「敬老の日」、9月23日(土)の「秋分の日」は開館しております。
 
    点字図書館でiPhoneの操作を体験できます。体験されたい方は毎月第1日曜日(都合により変更もあります)にご来館ください。今後の予定は、8月6日・9月10日・10月1日です。また、ご希望があれば随時対応いたしますので、ご相談ください。
 
    2017年度読書感想文全国コンクール課題図書貸出のお知らせ。日本ライトハウスより読書感想文全国コンクール課題図書(デイジー版)が送られてきました。サピエ図書館でもデイジーデータのダウンロードができます。大人が読んでもおもしろい作品です。貸出を希望される方は図書館までご連絡ください。以下に、作品を紹介いたします。
 
※小学校低学年

書名

著者名

時間

 

1.ばあばは、だいじょうぶ

楠 章子 作

39分

つばさが大好きなばあばは、「わすれてしまう」病気になってしまう。

2.なにがあってもずっといっしょ

くさの たき 作

25分

犬の目線で描かれた飼い主との絆。

3.アランの歯はでっかいぞこわーいぞ

ジャーヴィス作 青山南訳

35分

アランはこわーいワニの一族。ジャングルの皆はアランをこわがる。

4.すばこ

キム・ファン 文

35分

すばこの始まりと楽しみ方を描く。
※小学校中学年

5.くろねこのどん

岡野かおる 作

2時間54分

自由な猫と、女の子の童話。

6.空にむかってともだち宣言

茂木ちあき 作

1時間37分

ミャンマーの転校生との友情物語。

7.耳の聞こえないメジャーリーガー

 ウイリアム・ホイ

ナンシー・チャーニン 文

斉藤 洋 訳

23分

審判のジェスチャーを考えた聴覚障害を持つメジャーリーガーの伝記。

8.干したから

森枝卓司 写真・文

53分

世界中を歩いた著者が紹介する、不思議な「干したもの」のお話。
※小学校高学年

9.チキン!

いとうみく 作

3時間1分

面倒事を避けて生きてきた僕のゆるい生活は、転校生によって一転した。

10.ぼくたちのリアル

戸森しるこ 作

4時間46分

今を生きる子供を軽やかに描く。

11.霧の中の白い犬

アン・ブース著 杉田七重訳

5時間43分

少女の悩みと戦争の歴史が交差する、深い悲しみと寛容を描いた物語。

12.転んでも、大丈夫 

ぼくが義足を作る理由

臼井二美男 著

3時間39分

スポーツ義足づくりの第1人者である臼井二美男氏の初の著書。
※中学校

13.円周率の謎を追う

―江戸の天才数学者・関孝和の挑戦―

鳴海 風 著

5時間3分

円に魅せられ、その謎を解こうとした江戸の天才数学者の生涯。

14.ホイッパーウィル川の伝説

キャッシー・アッペルトほか 著

吉井 知代子 訳

5時間42分

姉妹の絆と不思議な狐の魂とのスピリチュアル・ファンタジー。

15.月はぼくらの宇宙港

佐伯 和人 作

4時間48分

月調査プロジェクトに参加の理学博士が人類と月の新しい関わり方を紹介。
※高等学校

16.フラダン

古内一絵 作

6時間23分

震災から5年後の福島を舞台に描く笑顔と涙のストーリー。

17.ストロベリーライフ

荻原 浩 著

11時間35分

イチゴ農家を継げと迫る母親。猛反対の妻。恵介36歳、人生の岐路に立つ。

18.犬が来る病院

―命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと―

大塚敦子 著

4時間41分

日本で初めて小児病棟にセラピー犬を受け入れた聖路加国際病院のスタッフによる取り組みを描く。

 

    シネマデイジー作品のご紹介。図書館通信133号以降に新しくサピエ図書館にアップされたものを紹介いたします。(シネマデイジーとは、映画のサウンドに登場人物の表情や動作、画面の様子を説明する音声解説を付けてデイジー形式で製作しているものです)。以下に、シネマデイジーの作品を紹介いたします。貸出希望の方は図書館までご連絡ください。

 

※日本映画  8作品

1. 怒り

吉田修一のミステリー小説を、李相日監督が映画化。現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇で、前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描く。渡辺謙、宮アあおい出演。

2.伊豆の踊子

伊豆の街道であてなき旅を続ける学生。道中、旅芸人の一行と知り合った彼は、踊子の少女の可憐な姿に心を奪われる。彼女も兄を慕うかのような無邪気さで彼に甘えるが。吉永小百合出演。

3.海よりもまだ深く

是枝裕和監督が阿部寛と樹木希林とのタッグで、なかなか大人になれない男の姿を描く感動のホームドラマ。小説家になる夢を諦め切れないまま探偵事務所で働く男が、たまたま実家に集まった母、元妻、息子と台風の一夜を過ごすさまを映す。思っていた未来とは少し違う現実を生きる家族の姿が印象的につづられる。

4.おかあさんの木

長野県の小さな田舎の村。ミツは、想いを寄せていた謙次郎と結婚。裕福とはいえない生活だったが、7人の息子に恵まれ幸せな日々を送っていた。ところが謙次郎が心臓発作で急逝。呆然とするミツを支えたのは、息子たちだった。それから数年。逞しく成長した息子たちを、今度は戦争が奪ってゆく。ミツはそのたびに桐の木を植え、大事に育てながら息子たちが無事に帰ってくるのを待っていた・・・。鈴木京香出演。

5.オケ老人

人気作家、荒木源の小説を基にした音楽ドラマ。老人ばかりのアマチュアオーケストラに入団してしまった女性が、ライバル楽団との対立などを通して音楽の素晴らしさをかみしめる。個性あふれるオーケストラ団員とヒロインのコミカルなやりとりに加え、全編にわたって響き渡るクラシックの名曲にも注目。杏出演。

後妻業の女

直木賞作家・黒川博行のベストセラー小説を基に、独り身の高齢男性の後妻におさまりその資産を狙う女を中心に、欲にとりつかれた人々が織り成す群像劇。鶴橋康夫監督がメガホンを取り、現代社会に潜む危うさを、ユーモアを交えて活写する。大竹しのぶ出演。

7.ちづる

立教大学現代心理学部映像身体学科の赤ア正和が監督したドキュメンタリー「ちづる」。自身の卒業制作として企画されたこの映画は、重度の知的障害と自閉症をもった赤アの妹・千鶴とその母を1年に渡り撮り続けた、みずみずしくも優しい家族の物語である。

日本一の色男

不謹慎な振る舞いで女学校をクビになった音楽教師。調子よく化粧品会社に再就職した彼は、お得意の口八丁手八丁で次々と女性の心を掴み、天才セールスマンぶりを発揮する。植木等出演。

 

※外国映画 作品

1. 黄金のアデーレ 名画の帰還

ナチスに奪われた世界的に有名なグスタフ・クリムトの名画を取り戻すため、オーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした女性の実話を基に描いた人間ドラマ。

第三の男

第二次大戦後のウィーン。親友のハリー・ライムの招きでこの街を訪れた作家のマーチンは、到着早々、ハリーが死亡したことを知らされる。ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。陰影や構図を凝らしたサスペンス・スリラー。

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